ホッキョクギツネの生態

ホッキョクギツネは、その名の通り北極圏に生息するキツネの仲間です。北極に生息する陸上肉食動物としては、ホッキョクグマに次ぐハンター勢力です。

 

キツネと名は付いているものの、キツネと聞いて大抵の人がイメージするアカギツネとは、見た目でも生態でも大分異なる特徴を持ちます。

 

生息地

北極圏全域に生息しています。夏は海辺近くに拠点を置きますが、冬になり海が海氷に覆われると、拠点を山地や丘陵地帯に移します。

 

形態

体長46〜68cm、尾長26〜42cm。真っ白な深くて濃い体毛が特徴的です。濃い体毛は極寒地に適応した結果で、寒さには極めて強く−50℃にも耐えられます。

 

体毛の量や毛色は季節により変化します。夏には毛が抜けてかなりスリムに、毛色はグレーや褐色に生え変わり、夏と冬ですっかり別の動物なんじゃないかってくらい見た目が変わります。

 

またアカギツネと比較して、耳が小さく厚い、口が短いなどの違いが見受けられます。

 

 

生態

食性

食性は肉食で、自分で魚やレミング(ネズミ)、ホッキョクウサギ、アザラシの子供を狩って食べています。主食はレミングですが、爬虫類や鳥を狩ることもあり基本的に狩れそうな動く生き物は何でも食べます。

 

ホッキョクグマの食べ残し食べることでも知られており、おこぼれに預かろうとホッキョクグマの後をついて行動する個体も多いみたいです。金魚の糞みたいについて回るだけでなく、ホッキョクグマの狩りの仕方を学習して、ワモンアザラシの子供を捕えて食べるといいます。賢いです。

 

嗅覚・聴覚

ホッキョクギツネは嗅覚が非常に鋭く、雪の下2.5mに死肉が埋まっていても見つけ出してしまいます。聴覚にも優れているので、小さなレミングが動く音源を察知して、速やかに狩ることができます。

 

極寒地への適応

体毛が濃い以外にも、他にも足を凍傷などから守る対向流熱交換系が備わっていたり、体脂肪が通常より多く貯蔵できるようになっていたり、極寒地ならではの適応を見せています。

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