ホッキョククジラの寿命は200年!?人間に応用も

ホッキョククジラの寿命は200年!?人間に応用も

ホッキョククジラの寿命は200年!?人間に応用も

ホッキョククジラは北極圏およびその周辺海域に生息するクジラです。ヒゲクジラの中で唯一生涯を北極海およびその周辺で過ごし、北極を象徴するクジラとして知られています。

 

形態

体色は暗色をしています。ガッチリした体格をしており、平均的な大きさは全長18m程度、大きい個体は全長24mに達します。メスはオスよりも大きいです。

 

ヒゲクジラの一種であり、顎には小魚やプランクトンなど小さな獲物をこしとる為に用いる髭板が生えています。

 

生態

■力
頭蓋骨が上部で、呼吸をする時には下から海氷を砕いてしまいます。イヌイットの証言では、60cmの厚さの氷でも砕いてしまうそうです。こうして出来た穴はベルーガなど他の海洋哺乳類の役に立っているようです。

 

■食性
オキアミなどの動物プランクトン、小魚を主食にしています。

 

■天敵 
ホッキョククジラを狩る生物は、人間の他には海の王者シャチくらいです。泳ぐのが遅いので、容易に捕まえられ、一時捕鯨による乱獲で生息数が激減しました。

 

ホッキョククジラの寿命が長い理由

ホッキョククジラについて書く上で特筆すべきは寿命です。かつては他のクジラと同じくらいの60〜70年程度と考えられていましたが、近年150〜200年程度生きている個体が確認されました。

 

メスは90歳になってもなお繁殖可能で、長寿が故に人間のように更年期障害に陥る個体もいるようです。この長寿の秘訣を解明して、人間の寿命延長に応用しようという試みもあります。

 

長寿の秘訣

もともと動物は体が大きいほど長命といわれ、大型のクジラはその最たる例として知られます。

 

そして大型クジラの中でも、ホッキョククジラは病気への耐性が極めて強く、細胞レベルで腫瘍への強い抵抗力を持っている為、長命なのだそうです。

 

北極海には天敵となるシャチやサメが少ない環境というのも大きく、食物も豊富なので比較的安全・健康に過ごせるのでしょう。

 

またホッキョククジラは一生の全てを極寒の南極海で過ごす故、悪いウイルスや細菌にも侵されにくいのかもしれません。

 

▼ホッキョククジラのドキュメンタリー(英語)

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