北極圏の植物の特徴とは?

 

北極圏(北緯66度33分以北の地域)のような極度に寒冷な地域は、荒涼として植物なんてろくに生えていない不毛の大地、というイメージが強いかもしれません

 

確かに太陽照射量が少ない北極圏の土地は、赤道直下など温暖な土地に比べ痩せています。

 

しかしそんな厳しい気候環境にも適応できる植物はおり、あまり高くも太くもないながら樹木は群生していますし、小さいながら綺麗な花を咲かせる顕花植物も陸地を覆っているのです。

 

白夜で植物が繁殖

北極では、「白夜」と呼ばれる一日中太陽が沈まない現象が半年間続きます。その間に広大な永久凍土(ツンドラ地帯)の表面が溶けて、植物が一斉に芽吹き、海でも海氷が溶け、光合成に必要な太陽光が大量に差し込むことで、植物プランクトンや海藻類が繁殖します。

 

北極圏の植物の種類

北極圏の植物の特徴とは?

<チョウノスケソウ>

 

北極圏の植物は、チョウノスケソウやワタスゲなど、北半球の温暖な地域の高山に自生するものと共通する種が多いです。

 

■樹木
ヤナギ、カバノキなど。

 

■顕花植物
チョウノスケソウ、エゾワタスゲ、キョクチヤナギ、タカネマンテマ、ムラサキユキノシタ、コケマンテマ、ホッキョクヒゲナシなど。

 

北極の植物の特徴

■大きさ
北極は他の土地と比べ、リン酸塩や硝酸塩といった植物の養分が不足しています。だから他の地域と比べ、全体的に小柄になります。

 

■繁殖
また北極地方には、花粉を運ぶ昆虫が少ないので、多くの植物は他の方法で繁殖しています。北極圏は風が強いので風が花粉を運んでくれますし、植物の一部が地に落ちたらそこから根を生やし繁殖できる無性繁殖する植物も多いのです。

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