日本の北極観測船「みらい」の性能とは?じきに廃船し新造へ…

日本の北極観測船「みらい」の性能とは?じきに廃船し新造へ…

日本の北極観測船「みらい」の性能とは?じきに廃船し新造へ…

日本の北極観測には「みらい」という、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海洋調査船が使われています。

 

元々海洋調査船としての要素が強かった原子力船「むつ」をベースに建造された船です。ようは改築しただけなのですが、

 

  • 原子炉を撤去して通常動力船にする。
  • 最新の海洋観測機器を搭載する。

 

など大規模改造して出来た船なので、「むつ」とはほぼ別物と思ってもらっていいです。今では国内最大、世界で見ても屈指の規模の海洋調査船となりました。

 

北極域研究推進プロジェクト(ArCS)に参加しており、海氷が大幅に減少する夏に調査航行を実施しています。

 

 

みらいの性能とは

■耐氷性能
この船は砕氷船ではありませんが、北極海域への調査航行も想定し、耐氷構造となっています。

 

■動力
通常航行時はディーゼルエンジン、静音性が求められる観測航行時はディーゼル・エレクトリック方式を採用しています。

 

■観測能力
大変汎用性の高い調査船であり、搭載される観測機器は地圏・水圏・大気圏の全領域に対応しています。

 

みらいの後継船が新造

また2017年、文部科学省はこの「みらい」の後継船として新たに北極観測船を新造する方針を決定しました。

 

「みらい」は廃船し、氷の下を調べる無人探査機などが登載された新造船が、完全に後を引き継ぐ予定だそうです。

 

2018年から5年をかけて設計・建造が行われる予定で、みらいは新造船が就役しだい引退となります。

 

本記事執筆時点(2018年)ではまだ現役ですが、20年以上活躍してくれた歴史ある船なのでお疲れ様といってあげたいですね。

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