北極圏に眠る資源の可能性:石油の埋蔵量がすごい

北極圏に眠る資源の可能性:石油の埋蔵量がすごい

北極圏に眠る資源の可能性:石油の埋蔵量がすごい

北極海の海底には鉱物、石油、ガスといった天然資源が豊富にあり、米国やカナダ、ロシアなど周辺国が次々と開発に乗り出し、一帯の権利を主張しています。

 

北極海には世界の未発見の石油・天然ガスの4分の1が眠っているといわれており、これから人口がどんどん増え、エネルギーの枯渇が懸念される中、皆この海域の将来性に目を付けているのです。

 

各国の動向

■ロシア
ロシアは帝政時代から、北極海の海底資源の可能性に目を付けており、現在は北極の開拓を国家としての使命と位置づけています。

 

■ノルウェー
ノルウェー北部バレンツ海の海底には、石油が大量に埋蔵されており、枯渇が懸念される北海油田に代わり、新たなる石油採掘のフロンティアになりそうです。2000年に初めて最初の油田が開発され、現在まで新油田の開発が次々と行われています。

 

■中国
中国はノルウェー国内の北極圏に研究所を設け、開拓の為の大型砕氷船も建造中です。

 

資源の権利を巡る対立

北極海の資源開発は海氷の存在で滞っている部分はありますが、温暖化により海氷や永久凍土が溶け出すことで、近い将来資源開発や資源争いが加速・激化するとみられています。

 

現在でも北極海の大陸棚の領有を巡って、北極圏に影響力を持つ地域大国ロシア・カナダ・デンマークなどが対立関係にあります。詳しくは【⇒北極の領有権問題って?ロシア・カナダ・デンマークの主張が対立?】でも解説していますが、各国国連に主張をまとめ申請を行っていますが、まだどの国の主張も肯定も否定もされておらず、判断は保留となっています。

 

今後の動向

「北極評議会」では北極圏の資源の開発や権利問題について、対立している各国も参加し意見の交換や調整が行われています。いくら言い分が対立しているといってもすぐに資源を巡って戦争!なんてことにはならないでしょう。

 

しかし人間の生活を圧迫すると思われる地球温暖化が、人間の生活に利する資源開発を推し進めるというのは皮肉な話です。ただこれでプラマイゼロなんて話にはならないと思うので、温暖化についてもきちんと考えていく必要があるでしょう。

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