南極の氷底湖に微生物?地球外生命発見の手がかりに

南極の氷底湖に微生物?地球外生命発見の手がかりに

南極の氷底湖に微生物?地球外生命発見の手がかりに

近年、南極の氷河の地下深くから度々微生物が発見されるようになりました。採掘技術が発達し、より精度の高いサンプル採取が可能になった為です。

 

氷底湖に独立栄養生物の存在

2013年には氷の下800mに埋もれたウィランズ湖から、無機物を食べてエネルギーにしている微生物が発見されています。

 

この微生物は太陽光の届かない場所に生息しているという事実から、それまで存在し得ないとされた場所にも、生命が存在する可能性を示したのです。

 

このような太陽光に依存して生きる有機物からエネルギーを得るのではなく、硫黄や鉄といった水に溶けている無機物からエネルギーを得ることができる生物を化学合成独立栄養生物といいます。

 

独立栄養生物の存在は、例えば地球外生命の探査において、その対象となる星・環境がぐっと広げてくれるわけですね。

 

木星の衛星エウロパに地球外生命?

例えば木星の衛星エウロパには、分厚い氷の下に海が広がっており、その環境は南極のボストーク湖に近いと推測されているんですね。

 

ボストーク湖は氷床の約4km下に埋もれている、外海から1500万年も遮断された湖ですが、近年の調査で、そこにはバクテリアや菌類など多様な生命体がいることがわかりました。

 

ボストーク湖で生命が発見されたということは、生命の繁栄に必ずしも太陽が必要ないことを示し、似た環境のエウロパに生命が存在する可能性も飛躍的に高まるのです。

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