南極海が荒れる理由は?

南極大陸を囲む海、南緯60度以南の海域は南極海といいます。この南極海なんですが、南極大陸で形成される極高圧帯の影響でかなり荒れていることで有名です。

 

荒れ狂う3つの海域

南極海は緯度が高くなるほど荒れていきます。南極大陸にたどり着くには、吠える40度⇒狂う50度⇒絶叫する60度と3つの海域を通過しなければなりません。ここいらは一年中強風にさらされ、暴風圏の海となっているのです。

 

吠える40度

南緯40度から50度にかける暴風圏の俗称です。

狂う50度

南緯50度から60度にかける暴風圏を指す俗称です。

絶叫する60度

南緯60度から70度にかける海域の俗称です。吠える40度、狂う50度を超えても、この海域でさらに強い荒波に見舞われることになります。
絶叫する60度に含まれる海峡としてドレーク海峡が有名です。16世紀後半に活躍したイギリスの海賊フランシス・ドレークにちなんでいます。

 

南極海が荒れる理由

南緯60度以南の海域が荒れるのは、大体以下のようなメカニズムとなっています。

 

  1. 南緯60度付近で亜寒帯低圧帯が形成される。
  2. 1の空気が南極大陸の氷床により冷やされ、極高圧帯が形成される。
  3. 2の極高圧帯から、さらに低温となった空気が、北の亜寒帯低圧帯に吹き込む。
  4. 3で吹き込まれる空気を遮る陸地が南極海にはない為、暴風圏となり海が荒れる。

 

最後に

南極への旅行は船旅になるのですが、上記の海域を通過しなければならないので、船は相当揺れます。なので船酔いに弱い人は酔い止めの薬必須です。

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