南極の海流「南極環流」の流量が半端ない!生態系との関係とは?

南極の海流「南極環流」の流量が半端ない!生態系との関係とは?

南極の海流「南極環流」の流量が半端ない!生態系との関係とは?

南極大陸の周りには「南極環流(なんきょくかんりゅう)」(西風海流、南極周極海流、環南極海流とも)と呼ばれる海流があります。南極海といえばこの海流によって繋がる海域といっても良いでしょう。

 

流れの向きの理由

南極環流は、西から東に向かって南極大陸の周りを一周している海流です。流れの向きが西から東なのは、上空の偏西風の影響を受けている為です。

 

1億トンもの流量

南極環流の流れの中心(流速が最も速い部分)は、南緯50度から60度付近で、毎秒約1億トンもの莫大な流量があります。

 

この大海流の流速は0.5ノット程度と大したことないものの、広い幅と3000m以上ある深さが、この桁外れな流量を生んでいます。

 

南極環流と逆向きの「東風皮流」とは

南極大陸沿岸には「東風皮流」と呼ばれる、南極環流とは逆向きに流れる海流があります。これは南極大陸沿岸では東から西へと吹く緯度帯があり、海流もそれにつられて東から西に吹く為です。

 

海流の境界が豊かな生態系を生む

南極環流と東風川流の境目には、潮目ができ、ここに深層から温かい海水が上昇してきます。この水は栄養源に富み、多くの植物プランクトンを繁殖させ、南極における生態系のコアとなっています。

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