南極の水温は−2℃!?海や魚が凍らない理由は?

南極の水温は−2℃!?海や魚が凍らない理由は?

南極の水温は−2℃!?海や魚が凍らない理由は?

南極周辺の海水の氷は大体−2℃です。南極の−数十℃という超低温の空気が海水面を冷やすのでこれだけ低くなります。

 

また南極大陸の雪は、中心部から沿岸部に向けて常に動いており、最後には海洋に流れ込みます。この流れ込んだ雪が海氷となり、また海を冷やすのです。

 

0℃でも凍らない理由

海水は−2℃よりも温度が低くなると凍結して氷になってしまいます。「ん?水が凍るのは0℃じゃないの?」と思われるかもしれませんが、海の水は以下の理由で真水よりも凍りにくくなっています。

 

■塩分
真水と海水の凍結温度は異なり、真水は0℃で凍結しますが、塩分が含まれる海水の凍結温度はもう少し下回り−1.8℃です。海水に含まれる3%の塩分が、水が結晶化するのを邪魔しているんですね。

 

■海流
海には海流がありますから、南極周辺の海から常に温かい海水が流れ込んでいるというのも海水が凍りにくい原因です。

 

魚は凍らないの?

例え海水が凍らなかったとしても、普通の魚は−2℃なんて低温に晒されれば凍りつきます。しかし南極のような極寒地に生息する魚は、体液に「糖タンパクグリセロール」という耐凍性物質が含まれている為、凍らないのです。

 

普通の魚はこの物質は肝臓から排泄されてしまうのですが、極寒地の魚はこの物質を排泄する役割のを糸球体という組織がありません。なので糖タンパクを体に蓄えることができ凍らないというわけです。

 

氷の下の海水が凍らない理由

南極の棚氷の下にも海水があり、ここにも小さな魚や甲殻類、微生物などが生息しています。氷床下の海水がこれ以上冷えて凍らないのは、上を覆う分厚い氷や地下からの地熱により温度が一定に保たれているためです。

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