南極の氷の特徴は?北極の氷との違いは味?

南極の氷の特徴は?北極の氷との違いは味?

南極の氷の特徴は?北極の氷との違いは味?

日本では、南極の氷が商品として流通していますが、南極の氷ってそもそも何?という方も多いでしょう。そこで本記事では南極の氷の特徴をざっくり紹介していきます。

 

北極の氷との違い

南極の氷は雪が降り積もって固まったものですが、北極の氷は海水が凍ってできたものです。つまりしょっぱくて食用に適さないので、「北極の氷」として売られることはありません。

 

しょっぱいといっても、海水の塩分は凍る過程で排出されるので、氷自体に塩分は含まれていません。しかし氷の間隙に塩は残るので、どうやっても塩辛さは完全に除去できないのです。

 

南極の氷の味

南極の氷はミネラルを含まず純度が高いので無味無臭なのが特徴です。南極の氷は雪が固まって出来たものですので、大気中の塵とか埃とかあって汚いんじゃ?と思うかもしれませんが、大丈夫です。南極の空気はチリ一つないくらい澄んでおり、その証拠にこの極寒の地で息を吐いても白くなりません。息が白くなるならないと空気の綺麗さどう関係あるの?という方は【南極では吐いた息が白くならない?理由は?】をご参照ください。

 

南極の氷の色

南極の氷は白いのが特徴です。一般的に家庭で使われている氷というのは、水道水を冷凍庫で凍らせたモノ。透明な水をそのまま氷にしているので、氷も当然透明です。しかし南極の氷というのは、元々雪。雪が長い時間かけて降り積もって圧力で下の雪が固まることで氷になったものなの。だから白く見えるのです。

 

南極の氷の科学的価値

南極の氷床は、太古の昔より雪が積み重なり続け、圧力で固まって形成されました。なので氷床深くには、太古の時代の空気も閉じ込められており、氷の中を調べると、その時代の大気中の二酸化炭素の量の推移がわかります。また氷の中から太古の微生物が仮死状態で見つかることもあります。南極の氷床はタイムカプセルみたいなもので、非常に研究価値が高いのです。

 

南極の氷の生産・運搬方法

日本に運ばれてくる南極の氷は、観測隊員が昭和基地の氷山を切り崩したものです。そしてそれを毎年1回日本と南極を往復する観測船「しらせ」が運搬しています。観測隊の食料をおろして空になった冷凍庫に詰めて持ち帰ってくるようです。

 

南極の氷は溶けないの?

南極のように年中極寒に支配された地では、雪が溶けることはほとんどありません。雪は次々と降り積もり下の雪が上の雪の重みで固まり氷床となります。平均1856mもの氷床が南極大陸全体を覆っています。

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