南極のお湯花火のメカニズムは?

南極のお湯花火のメカニズムは?

南極のお湯花火のメカニズムは?

南極のような極端に気温の低い所では「お湯の花火」と呼ばれる面白い現象が見られます。今回はこのお湯花火の作り方やメカニズムについて解説します。

 

お湯花火の作り方

お湯花火の作り方は、「熱湯を冷めにくい容器に入れて、勢いよく空中に熱湯を放り上げる」というもの。常識で考えたら、地表に熱湯がまかれてお仕舞いでしょう。

 

しかし気温がマイナス〜十度レベルの極寒の中では、その熱湯は空中で瞬時に凍り、無数の細かな氷の粒から成る白煙になるのです。この光景があるいは花火のようにも見えることから「お湯花火」と呼ばれています。

 

お湯花火が作れる条件

お湯花火が作れる条件としては、気温−25℃以下であること、熱湯であることです。ただの水の場合同じような現象は起きず、地表に水がまかれた後に凍りつきます。

 

お湯花火のメカニズム「ムペンバ効果」とは

ムペンバ効果とは、特定の状況下では水よりも熱湯の方が早く凍り付く現象のことです。1963年にタンザニアの中学生エラスト・B・ムペンバが発見したことからこのように呼ばれています。彼が35℃のお湯と、100℃のお湯を同時に冷凍庫に入れたところ、100℃のお湯のほうが早く凍ることがわかったといいます。

 

日本でも見れる?

日本で−25℃なんて極寒条件を満たす場所はない、と思うかもしれませんが実はあります。真冬の北海道内陸部なら−30℃以下になることもそう珍しくもありません。生でお湯花火が見たければ、旅行の時などにやってみればいいと思います。

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